宇宙や実験室のプラズマを対象に理論解析や計算機シミュレーションを用いた研究を行っています

HOME > Topics > 最新の日記(2014.02-03)

2014.3.30

物理学会に参加しました

3月27日から30日まで東海大学湘南キャンパスで行われた日本物理学会第69回年次大会に参加しました。日本物理学会第69回年次大会サイト
P研からの研究発表は、以下の2件です。
「磁場中の二つのプラズマの相互作用による衝撃波の形成と変形二流体不安定性」(樋田美栄子,浦上達里)
「ジャイロ運動論を用いたオーロラ発達と粒子加速の統合モデル」(渡邉智彦)

2014.3.24

「れいめい」研究会に参加しました

名古屋大学太陽地球環境研究所で行われた研究集会「れいめい観測から超小型探査機編成観測計画へ」に渡邉が参加し、ジャイロ運動論を用いたオーロラのモデリングについて報告しました。また、次の観測計画などについて多くの提案・議論がありました。

2014.3.14

プラズマ乱流輸送シミュレーションの共同研究打合せを行いました


ジャイロ運動論と呼ばれる高温プラズマの振る舞いを記述する理論にもとづいた乱流輸送シミュレーションコードGKVに関する共同研究打合せを行いました。核融合科学研究所および原子力研究開発機構から4名の共同研究者の方々にお越しいただきました。来年度からの「京」利用に向けた準備を進めています。

2014.3.6

P研のセミナーを行いました

「プラズマ物理からみたオーロラアークの発達機構」
発表者:渡邉智彦
要旨:極夜を彩るオーロラは、古来より多くの人々の興味を引きつけて止みません。地球磁気圏から降り込む粒子(主に電子)と中性原子との衝突により、あの独特な発光がおこります。このプロセスは良く理解されていますが、なぜあの独特な空間構造がつくられるのか、運動や発達の時間スケールはどのようにして決まるのか、についてはまだ十分な解答が得られていません。この問題を地球磁気圏と電離層が結合した系の構造不安定性としてとらえ、オーロラの発達機構とその特徴を説明するための研究を進めています。今回は流体モデルを用いたこれまでの研究について紹介しました。より最近行っている運動論的モデルによる成果については、また、次の機会に紹介します。

2014.2.24

P研の送別会を行いました

ワイン、美味しかったです。ありがとうございました:-)

2014.2.7

平成26年度「京」利用課題に採択されました

平成26年度HPCIシステム利用研究課題に申請していました「高性能ヘリカル型核融合プラズマの乱流輸送シミュレーション」(課題代表者:渡邉智彦)が採択されました。スーパーコンピュータ「京」を利用して、プラズマ乱流輸送の5次元シミュレーションを実行します。HPCIの該当ページへのリンク

(HPCIとはHigh Performance Computing Infrastructureの略で、日本でスーパーコンピュータ資源を提供する機関の協力のもとで運営されています)

2014.2.5

4年生の卒業研究発表を行いました

平成25年度のP研4年生の卒業研究発表を行いました。STE研の草野さんもお越し下さいました(ありがとうございます!)。

2014.2.3

P研に渡邉教授が着任しました

自然科学研究機構核融合科学研究所から、プラズマ理論研究室に渡邉智彦が着任しました。

核融合科学研究所では、大規模計算機シミュレーションを用いた磁場閉じ込め核融合プラズマ乱流による異常輸送の研究を進めてきました。今後は、宇宙や実験室に満ちあふれている様々なプラズマ現象の探究に挑ん行きます。

P研として新たなスタートです。